今回の担当は、THになります。
寒さが厳しくなりました。この時期は、乾燥がきつくなり、肌荒れ、のど痛みなどを引き起こすことが多くあります。改善には、こまめに水分補給することや部屋の加湿器の設置などが大事になります。また、肌荒れには、クリームなどの保湿も大事になります。是非、実践していきましょう。
さて、今回は「呼吸と姿勢」についてお話しします。
姿勢不良な状態でいると、呼吸が上手にできていないことがあります。
実際に深呼吸をしてみると、左右に差がでます。大半の方は、左肋骨が膨らまず、右肋骨の方が膨らみます。実際に、自身の手で肋骨を押さえて深呼吸してみると体感できます。
※呼吸にまつわる肺は、非対称性になっているため機能に差がでます。
右肺は3区分、左肺は2区分に分かれているため、機能に左右に差がでます。
呼吸は、24時間絶え間なく行われていますが、上手に呼吸が出来ない場合は、
以下のような差がでてきます。
通常の人は、1分に約10回呼吸していきます。1時間に換算すると600回
24時間に換算すると14400回になります。
上手く出来ない人は、1分間に約15回呼吸したとして、1時間に換算すると
900回、24時間に換算すると21600回になります。
通常の人と上手くできない人の差が、かなりの回数で現れます。
上手に呼吸していくためには、以下のことが重要になります。
・姿勢を維持するためのインナーマッスルの強化
・呼吸療法(腹式呼吸、横隔膜を動かす、風船トレーニング)
などが改善していくために重要になります。