こんにちは、さくらのつよぽんです。
4月に入り、少しずつですが気温も上がり
すごしやすくなったのではないでしょうか。
ですが、朝晩少し冷え込みがあったりして、
日中との寒暖差が大きいので体調管理には気をつけてください。
今回はテニス肘についてお話しします。
テニス肘は正しい名前は上腕骨外側上顆炎と言います。
肘の外側にある外側上顆という部分は、
指を伸ばしたり手首を反らしたりする際に使う伸筋が集まり
この外側上顆に過度の負担がかかることで筋肉の変性髄膜の炎症が
起こり痛みを出すのがテニス肘です。
テニスをプレイされる方や、
PCなどを使ったデスクワークをする人に多く見られる症状です。
物をつかんで持ち上げたりタオルを絞る動作の際に、
肘の外側から前腕にかけて痛みます。
テニス肘の原因は「くり返しの負担」と
30~50才に多く発症することから、
加齢による筋力や柔軟性の低下が一番の原因だと考えられています。。
テニスやゴルフなどで繰り返し動作をすること、
または仕事で重いものを持ったり、赤ちゃんを抱いたり、
そのような繰り返しの負担によってテニス肘は生じてしまいます。
テニスのスウィングは手だけでなく全身を使って行う為、
身体の使い方や姿勢不良など、
肘以外の問題によるスウィングの崩れが問題かもしれません。
むしろデスクワークなどの日常生活で起こっていることが原因になることが多いです。
当院では固くなってしまった筋肉に対しては
手技療法で筋肉の緊張を除いていき、
指でとどかない筋肉・筋膜・腱・靭帯などの傷の修復には
超音波治療器などを積極的に使い、アプローチしていきます。
テニス肘は痛みのある所だけ治療してもなかなか改善できません。
日常生活で負担がかかりやすい部位でもあり、繰り返しやすいのです。
この為、根本改善するには症状や痛みの出ている肘周囲の治療だけではなく、
肘や手首の動きに関連する肩関節や肩甲骨の柔軟性をだしてあげるため
当院では猫背矯正などをオススメしております。
また、何かわからないことがございましたらご相談ください。