腱鞘炎・ばね指

腱鞘炎の原因となる動きは控え、患部を休めることが、大切です。

まずは、安静にして、炎症を落ち着かせるために、状態によっては、テーピングで固定します。

テープを適切に巻き、腱鞘周りを圧迫することによって、炎症が軽減され、腱鞘を安定させます。

テープを使って関節や筋肉を正しい位置に維持することで、負担や摩擦を減らし、痛みを緩和します。

また、テーピングにより、特定の動きを制限することで、腱鞘にかかる負担を減らします。

ハイボルテージ施術は、痛みを和らげる効果があるとされています。

電気刺激を筋肉に与え、筋肉の緊張をほぐすことができます。

電流の刺激で組織を活性化して自然治癒力を高める働きがあり、痛みを緩和したり、炎症を早く落ち着かせる効果があります。

超音波は、熱を加えることで筋肉の血行を促進し、回復を早めることができます。

熱を体内で発生させて血行を良くし、電気や手技では届かない深部にアプローチできます。

また、高い鎮痛効果を期待でき、損傷した軟部組織を効果的に治癒へ導きます。

痛みを軽減させるのと同時に、指・手・腕周りの硬くなった筋肉や組織を緩めるために、手技（マッサージ）や運動療法を行います。

患部周りの循環を改善させながら、固まっている関節を無理のない、痛みのない範囲で動かしていきます。